いよいよ施行です
ここまでのお話で、必要な工具や材料、作業の流れがイメージが出来たのではないかと思います。
これからは、ウチのウッドデッキに採用した工法を中心に実際の施行方法について解説していきます。
まずは、施工の大きな流れをつかみます。ここでは「長方形のデッキを作る場合」という前提で解説します。その後でアレンジした部分などをご紹介させていただきたいと思います。
塗装
まずは入手したデッキ材を塗装します。乾燥に約1日かかるので、その時間も考慮した予定を立てるのが良いと思います。
それから、塗装用の作業台があると便利です。ウッドデッキ自作をされる皆さんはこの台も自作してしまう方が多いです。
ウチでは横着してダンボールを台にしたりしました。が、これはオススメできません。かなり腰が痛くなります。面倒でも作業台を利用されることを強くお薦めします。次の日の作業に影響しますよ。笑。
大枠を作る
次は、きちんと水平の取れた大枠を作ります。ここですべてが決まるといっても良いくらい重要な作業です。すべての水平の基準は大枠で決まってきます。
まず家の一定の位置を水平の基準にします。
ウチでは掃き出し窓の下端に水平位置を合わせました。
水平位置を決めたら、まずは家側の一辺を完成させます。図の1、2、の位置の束柱を立てます。
設計図どおりに基礎石を設置します。
このとき1、2、の位置の基礎石の水平は取れていなくてかまいません。窓に対しての水平は切り出す束柱の長さを調整して行います。
図でいうと、1、2のやじるしの間の長さはそれぞれ違う。ということです。このとき束柱は根太の上端より1cmほど短く切ります。理由は後ほど。
次に家側からコーススレッドを打つことができないので、3、4の束柱をたてます。先ほどと同様に基礎石を設置した後に束柱の長さを決め、切り出します。
そのあとは、最初に作成した一辺を元に、長方形を囲むように下図の順番のように束柱を立てていきます。(1〜6)
基礎石を設置し、その後材料を切り出し、固定という作業の繰り返しです。
なお、ラティスや、パーゴラなどを作成するのであれば、それを計算に入れて束柱を切り出す必要があります。
こちらが窓側

束柱を立てる順番の図
この図は今回の説明のために簡略化してあります。規模にもよりますが、実際にはこの図よりもたくさんの束柱が立ち、根がらみ(通し材)も適宜追加する形になります。寸法に関しての参考値は設計のページを参考にしてみてください。
大枠以外の根太を張り巡らせます
大枠が出来たら、あとは安心です。大枠の水平を基準にどんどん作業を進めます(7〜10)
10まで束柱をたてたら今度はこの図いうと9と10を結ぶような根がらみ(通し材)を入れていきます。ウチでは図と同様に一本だけ通しました。
次に12、13(下図)を結ぶ根太を張っていくわけですが、ウチの場合は基礎があるのは11だけです。通し材で強度が確保できるので、12、13の位置は束柱の端材を利用して固定しています。これは後ほど詳細に解説します。
この要領で他の場所にも根太を張っていきます。
床張り
ココまで出来たらあとは床張りです、仮置きして床板間の幅を決定します。
決定したら家側から床材をどんどん張っていきます。私は家側から張らずに進めたら、真ん中くらいで寸法があわないことが判明し一旦全部はがす。ということになってしまいました。家側からであればある程度の誤差は許容できると思うので、家側から貼ることをオススメします。
周辺グッズの作成
基本的には床がはれれば一応完成ですが、必要に応じて階段やラティス、ベンチ、パーゴラなどを作成します。
パーゴラは当然ですが、階段やラティス用の柱(ポスト)も最初の工程で考慮に入れておけば一体感のある安定したものが作成できます。
ウチは後からラティスをつけたので、補強材などを入れたのですが、やや安定感に欠けます。ポストを最初から延長しておくことを強くオススメします。
パーゴラは残念ながらウチは作らなかったので、もし欲しい方は参考図書などで情報収集してください。 ネットで情報収集するにも限界があります。写真や図が豊富な本で情報収集することをオススメします。
私自身もウッドデッキ関連の本を5冊程読みました。
オススメ本
以上が簡単ですが全体の流れになります。
どうでしょうか、ご自身でもできるような気がしませんか?
次のページからは各作業の詳細な手順を解説させていただきます。