ココでは、大枠を元に、設計図上の残りの根太を張っていく方法をお話します。
大枠の水平がきちんと取れているはずなので、基本的には大枠を元に、前のページで説明した手順の繰り返しになります。
基本的な手順は以下
1、設計図どおりの場所に 基礎石を設置
2、必要な根太を切り出し
3、基礎石を元に水平位置まで 束柱切り出し(若干短めに)
4、束柱と根太を固定
ただし、設計図で束柱を省略したところなどは若干手順が異なります。
この異なる部分を以下に解説させていただきます。
なお、ここで言う「省略」は面倒だからというわけでなく、強度的に問題なく、コストダウンのために「省略」する。ということです。
なお、設計図の話は以下をご参照ください。
設計図

3が、「通し材」(根がらみ)で、家と垂直に張る根太を下から支える為の役割を果たします。通し材が強度アップに役立つのは、設計図のところで触れましたが、通し材があるので、根太を強力に支えられます。そのため、一部束柱を省略することが可能です。また、剛性も増します。なお、床が低い場合は、この方法は当然ですが使えませんので、設計する際にはご注意ください。
まず、1、の部分の基礎石を設置し、束柱を切り出します。そして、1の部分の根太と固定します。
次に、2、の部分を同様に、基礎石設置〜束柱切り出し〜根太に固定と繰り返します。
さてここで3、の通し材を切り出し、この通し材の上に根太がのったときに確実に支えられるよう、1の根太の下端と2の根太の下端に正確に合わせて固定します。
まずは1 の部分の根太を切り出します。
根太を仮置きして位置決めをしたら今度は、通し材と根太に合う位置2の基礎石を設置します。
なお、床が低い場合は、この段階で基礎石を設置するのは難しいので、通し材を張る前に基礎石を設置しておくのが良いと思います。
つぎに、2の束柱を切り出します。この束柱と通し材を固定します。その後、1の根太と束柱を固定します。
ここで、3の束柱を省略した部分を接合するわけですが、この場合、家側からコーススレッドを打つことができません。そこで以下の図をご覧ください。2通りの方法があります。
1が上から見た図で、2がナナメから見た図です。

一つ目の方法は、斜め打ちという方法です。見たままですがコーススレッドを斜めに打ち込みます。
なれないと、向こう側に打ち込まれている長さが短くなってしまい、強く固定できていない場合があります。

コチラは、端材などを用い、固定する方法です。直接固定ではないので、強度に少し不安が残ります。
ちなみにウチでは両方を併用しました。端材で固定した後、前者の方法、斜め打ちを行いました。
最後に4の位置
大枠側から根太に向かってコーススレッドを固定してこの根太の固定は完成となります。
なお、ウチのように隣の家ギリギリまで作成する場合はこの方法は使えませんので、隣の家側の大枠を通し材にして作成するのが有効になると思います。(前ページの写真をご参照ください。)