ウッドデッキ設計図の書き方

私が作成した設計図の書き方

このページでは私が作成した設計図の書き方や考え方についてお話させていただきます。
前のページでも書きましたが、私の結論としては設計図は手書きでも十分だった。ということです。
(もちろん完成したウッドデッキを作り手である自分がイメージができる程度の丁寧さは必要だとは思います。)

手書きであっても、材料の試算ができる程度の図は必要になるので、どういうポイントに気をつければよいかという点に絞ってお話します。

設計図を書くにあたって考慮するべきポイントは?

  • 束柱は多いほうがウッドデッキの強度が増す
  • 根太は多いほうがウッドデッキの強度が増す
  • 根がらみを入れるとさらに強度が増す。

※根太の下を支える”通し材”(下図参照)のことを「根がらみ」と言うそうです。 
※根太の下のスペースに余裕があれば、根がらみが使えますが、床下スペースが狭い場合は使えません。湿度などの環境で腐食の懸念があります。床下にある程度のスペースがある場合に有効な方法です。

上記のようなことを考慮しながら、作成するスペースには何本束柱を立てるのかを決めていきます。

ウッドデッキの設計図

ウッドデッキの強度を保つための数値条件について

  • 根太の間隔は60cm以内
  • 束柱の間隔は120cm以内

というのが一般的な意見としてあるようです。 上記を考慮しながら、丈夫な構造にするならどうなるかを考えながら、基本の長方形の設計図を描いてみました。
実際には手書きしたのですが、今回このサイト用にイラストにしてみました。

ウチの庭のサイズ:横385cm、縦が273cm

このサイズ一杯に作成を試みました。

まず上記のような数値条件を考慮しながら束柱の位置をまず決めます。

根太間は60cmは必要だということなので、横385を60で割ると、6.41・・ まぁちょっとくらい60cm超えてもいいでしょう。ということで均等割りすることにしました。

そして、次に束柱間の最大値は120cmなので、縦に関しては最大120cm取れることになります。 ところが縦も、きれいに割り切れません。。ちょっとココも寸法オーバーしましたがそのまま進めることにしました。

ウッドデッキの設計

さらに、以下のような情報がありました。

・ウッドデッキ上にかなり重いものを置く場合は、上記の図のように、束柱を根太2本で挟み込むようにウッドデッキを組むべきである。但し、それほど重いものをおかない場合は、根太は一本でもよい。
・根がらみ(通し材)で別途強度が保てる場合は、両端の束柱を一部、省略しても大丈夫である。

そこで設計図を若干書き直してみました。 変更ポイントは2点です。
・根太を束柱に対して片方だけつける方法にしました。
・赤丸の部分の束柱を省略しました。

そして、大幅に材料を減らした図が以下。
材料コスト、工数共に大幅減です!

ウッドデッキの束柱を減らした設計図

ココまで書いた後に根太間にもそれぞれ寸法を入れ設計図に沿って作業を進めましたが。。。

実際に作業に入ると、様々な問題が発生しました。

例えば、

・排水溝が基礎石設置場所に干渉してしまうため作業中の寸法変更が発生しました。

・小さな庭一杯にウッドデッキを作成するという、初心者にはちょっと無理のある?計画だったので、実際に作業を進めると、大枠を作成する最初の作業でお隣の庭側からコーススレッドを打つ作業ができないということを考慮できておらず、設計変更を余儀なくされました(^-^;

手書きで設計図を書いても大丈夫!

結局、手書きで大丈夫だったか?というと、私(製図やCADに全く縁の無い設計の初心者)の設計図に対する意見としては 「ウッドデッキの完成系がイメージでき」、かつ、「束柱、基礎などの必要物資の数量試算ができる」これがみたせれば、手書きの設計図でも十分!!だと思います。

但し、ウッドデッキ設置に影響のある要因、例えば、、

  • 排水溝の場所
  • 地下配管の場所
  • 作業時の工具の動作範囲など

これらを考慮し、材料の配置を決められるだけの情報が書けていれば手書きでも全く問題ないです。

ちなみに、、、無理に手書きを薦めている訳ではなく、製図やCADソフト使える方は最初から上記のようなことを考慮した設計図を作成されることをお勧めします。

この設計図で作ったウッドデッキの耐久性は?

この設計図に基づき作成したウッドデッキですが、現在14年半経ち、震度4程度の地震も何回も経験しましたが、今のところ全く問題は発生していません。(2018/2コメント)

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