ウッドデッキ材料試算の考え方

材料試算にあたって

結論から言うと、「木材」、「コーススレッド(ネジ)」、「塗料」の3点は図面から試算した分量の1割多く購入しておくことをお勧めします。(ここであげた3点と同様な消費材も1割多めに買っておく対象にして良いと思います。)
工法や設計図の書き方、使う材料の種類によって試算方法は異なると思います。なので具体的な試算方法を体系的にお伝えするのは難しいです。
そこで、 材料試算した結果の分量よりも1割多く買っておくほうが良い材料、理由がなんなのか?
また逆に、試算どおりの分量でもOKな材料は何か?その理由は??といった点もお伝えします。

設計図を書くと、基礎石やポストの長さ、床板の長さなどが分かります。それを元に必要な材料の試算を行って行きます。
設計図が正確であれば、それに沿って抜けや漏れの無いように材料を揃えていけば、無駄の無い正確な材料の試算ができます。だから試算で出した分量だけ買えばOKと思ってしまいがちですが、なかなかそうはいきません。
他のほとんどのサイトや解説本では、材料は一割ほど多めに買っておくほうが良い。とアドバイスがされていました。
実際にやってみてどうだったか、私の実体験を元に以下に記載します。

木材について

1割多めに準備したほうが確実!
木材には反りや割れなどが存在し、これはどうしようもありません。個体差があり、中には使えない部材も存在します。
それならば、 ホームセンターなどで木材を一つ一つ丁寧に吟味すれば無駄なく正確な分量を購入できると思っていました。しかし、実際にはウッドデッキ丸々一個作成できるほどの分量を常に在庫している巨大なホームセンターはなかなかありません。 ホームセンターで購入するとしてもほとんどの場合は注文による取り寄せになるかと思います。

ウチの場合は、、、
つかった根太・床材はコストダウンのため防腐処理(AQC)を行ったSPFを利用しました。これは近くのホームセンター(UNIDY)で取り寄せ、配送してもらいました。 実際に到着した木材を確認してみると反りがひどくて、床材には不向きなものがありました。もちろん全く使えないわけではないですが、長さを必要とするウッドデッキには不向きな材があり、やはり1割程度は余計に注文しておくことが必要と感じました。
ちなみに、 あまった材やウッドデッキに使えなかった木材は長さを必要としないベンチなどのおまけを作成するのに使えます。これはこれで後の楽しみとして使えるので無駄にはなりませんでしたよ。

隙間を考慮する!
床材は風通しや雨を地面に落とすという目的も兼ねて隙間を5mm~1cm程度空けます。この幅も考慮して床材の分量を試算しましょう。

ご参考
私も利用したリーベのウッドデッキ材の通販サイトは 質のいい材料を自宅玄関まで届けてくれるので便利です。
WRCからハードウッド各種品揃えも豊富です。 リンク先ではウッドデッキの材料試算など含め、製作に関するノウハウが解説されています!!

ハードウッドの取り扱いが多い以下のお店もオススメです。

基礎石について

1割増しは必要?
もし設計図どおりにきちんと製作できるならば、材料は一割余分に購入する必要は無いと思います。きちんと設計できていればポストの設置場所の分量だけ購入すればOKです。
ただ、実際に作業を進めると、庭に配管があったり、作業の都合上設計図と異なる構造にしないといけなかったりということが発生し、基礎石も余計に必要になるケースがあると思いますので注意が必要です。

私は自分で書いた設計図が不正確だと認識していました。(ちょっと手を抜いて適当に設計図を書いたので、、、)
そこで、角に設置する基礎石には羽子板つきの沓石など専用の基礎石(コスト高め)を購入し、それ以外は重量ブロック(一個100円程度)を購入しました。 その際、この重量ブロックをプラス1割購入しておきました。
結局試算と比較し3個ほど多く必要になりました。1割余計に買っておいたことで、作業途中で買いに行ったりという手間は省けましたが2個あまってしまいました。
(^-^;  ちなみに余ったブロックは今、勝手口横のゴミ箱の置き台になっています。ブロックならば平置きしてもかさばらないし、ウッドデッキ下に物を置く場合の置き台としても使えると思います。コストも安いですし、こういう調整の方法もありかも知れません。

※沓石・ポストなどの用語は解説をご覧ください

ラティスについて

既成のラティスを利用するつもりであれば、ポストは束柱からの延長にしたほうが丈夫にできるので、最初から取り付けたいラティスの寸法を考慮した設計図を書いておく必要があります。その上で必要なラティスの数を試算します。既製品なので、これは試算どおりの分量を用意すればOKです。
ウッドデッキ本体が完成するまでの一時保管場所が確保できるのであれば、木材などと一度に調達したほうがよいですが、ウチのように庭が狭い場合は保管場所も考慮して、後日に調達したほうがよいかもしれません。

ホームセンターでは欲しいサイズのラティスはなかなか手に入りませんよね。そういう場合は通販を利用するのもひとつの方法です。

ちなみに完全自作される方もいらっしゃるようです。

できればメンテナンスフリーの丈夫なものを購入しておけば、後で腐ったりせず、後悔はないと思います。
うちはWRCですが、15年経った今のところ全く問題ないです!
ウリンのラティスフェンスをオーダーメイドサイズで製作してくれるところもあります。自作ウッドデッキだとこういうところにこだわるのも「予算」と「こだわり」のかけひきしながら考えることができて楽しいですよね。

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